CTで大腸がんは分かるの?どう写るの?【CTコロノグラフィとは】

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CTで大腸がんは分かるの?どう写るの?【CTコロノグラフィとは】

 

大腸がんってCTで見つけられるの?
どんなふうに写るの?

 

大腸がんはがんの中では罹患率が高いです。

しかし、早期発見し手術をすることができれば治療後の予後はかなり良くなります。

 

では大腸がんを見つけようと思ったらどんな検査があるでしょう?

CTでは見つけられるのでしょうか?

そんな疑問にお答えします。

 

 

いってみよ〜

 

 

CTで大腸がんって分かるの?どんな風に写るの?【CTコロノグラフィとは?】 

 

大腸の検査法比較

便潜血反応検査

検診でよく見るね。

がんの部分から出血していれば反応が出ます。

がん検診のガイドラインではグレードAとなっており、信頼性があります。

 

ただし、痔などでも潜血反応が出てしまう可能性はあります。

 

内視鏡

検診で便潜血反応が出た場合に2次精査としてよく行われます。

直接的に大腸の粘膜面を除くことが出来ます。

ポリープなどの病変があった場合には、カメラの横から専用の器具を使って採ることが出来ます。

 

注意点としては、意外と見逃しが多いです。

また、大腸の壁は胃よりも薄いので、内視鏡が大腸の壁を破ってしまう危険性があります。 

バリウム注腸

バリウムと空気を大腸に流し、胃のバリウムの要領で検査を行います。

放射線技師が行うことも出来る検査です。

内視鏡よりもリスクが少なく短時間で行なえます。

全体像を把握することも可能です。

 

内視鏡と逆に粘膜面を直接見られないののでやはり見逃すことがあります。

動くことも必要なので、高齢な人ほど難しくなります。

また、何か見つかった場合に切除するには改めて内視鏡が必要な場合もあります。

またやるのー?

 こればっかりはしょうがかないですね。

でも内視鏡で癌が見つかった場合にもバリウム注腸を行って、形・粘膜面の変化・場所や範囲を見るので、やはり検査結果を合わせて評価するというのが大事です。

 

CT

大腸の壁が肥厚していると分かることがありますが、基本的には胃や大腸の検査は苦手です。

 

リンパ節が腫れているなどの所見で間接的に分かることもあります。

また、がんで大腸が詰まってしまっているときは、その末端にがんがあることが予測されます。

 

特別な検査として、二酸化炭素を入れて大腸を膨らませたまま撮影を行うCTコロノグラフィという検査法があります。

 

CTコロノグラフィ

 CTを3Dで見せる方法に仮想内視鏡というものがあります。

 

二酸化炭素をいれたまま撮影をすることで、大腸の内腔の変化を撮影します。

 

二酸化炭素?普通の空気じゃダメなの?

 

二酸化炭素を入れる理由は吸収が早いからです。

普通の空気よりも血管の中に溶け込むスピードが早いので患者さんも楽に検査をすることができます。

内視鏡でも膨らますときは二酸化炭素を使用することが多いです。

 

たねきちの豆知識ならぬ種知識

宴会で登場するビールって何杯も飲む人いますよね。

 

不思議に思ったことありませんか?どこにこんなに入っていくんだろう…って。

 

腸の中に入った炭酸はどんどん腸管から吸収されて呼気と一緒に出ていきます。

 

また、アルコールは胃で吸収されます。

 

アルコールは利尿作用がありますので、飲んだ水分も排泄していきます。アルコールを飲むのは水分補給にはなりません。

 

逆に脱水を起こしていきます。

 

というわけで、飲んだビールはその場でどんどん代謝されるので飲めちゃいます。

 

飲み過ぎ注意!

 

 

 

メリットとデメリットをまとめてみます。

メリット

簡便で患者さんは楽 

内視鏡のように1方向ではなく反対向きからの観察が可能なので見える範囲は広い

バリウム注腸のように全体像を捉えることが可能

CTの画像と重ね合わせることで周囲の変化も観察できる

 

デメリット

粘膜面の情報がない

残渣の影響を受けやすい

読影に時間と慣れが必要

 

読影に関してはAIが登場すれば解決する問題かもしれませんね。

発展途上かもしれませんが、個人的な見解ではなかなか内視鏡には敵わないと思います。

どの検査も安全で楽な方がいいね。

 

大腸がんを見てみしょう。

実際に撮影した画像がコチラです。

CTで大腸がんは分かるの?どう写るの?【CTコロノグラフィとは】

 

何かに見えませんか?

放射線科では「アップルコアサイン」つまりリンゴの芯のようだと言われます。

がんの部分は腫瘤が出来て硬くなっているので、空気を入れても伸びません。

そのためこんなリンゴの芯のような写真ができあがります。

 

CTで大腸がんは分かるの?どう写るの?【CTコロノグラフィとは】

 

内腔を覗くこともできるので内視鏡と比較も簡単です。

 

CTで大腸がんは分かるの?どう写るの?【CTコロノグラフィとは】CTで大腸がんは分かるの?どう写るの?【CTコロノグラフィとは】

 

下の画像は大腸がんのの入り口の画像です。

狭くなっているのがわかります。

 

CTで大腸がんは分かるの?どう写るの?【CTコロノグラフィとは】

 

内視鏡では狭窄が強すぎると通り抜けられないというデメリットもあります。

CTの場合は空気が通れば、観察可能です。

 

CTコロノグラフィの欠点は粘膜の変化を全く捉えていないということです。

バリウム注腸では粘膜面にもバリウムが付着し、観察することが出来ますが、CTでは全く見えません。

 

そのデメリットはやっぱり大きいね。 

まとめ 

 

 

大腸の検査方法について分かっていただけましたか?

 

CTで撮影する方法はまだ発展途上

もしくはこれからなくなって行くかもしれません。

 

それでもメリットはいっぱいありますので、これからの発展に期待したいですね! 

 

 

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